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大阪市東淀川区上新庄の、くすのき眼科です。

電話でのお問い合わせはTEL.06-6325-9890

〒533-0006 大阪市東淀川区上新庄2-15-18 旭丘ビル3階

病気と治療disease & therapy

さかまつ毛(逆まつ毛)

まつ毛は本来外向きに生えているものですが、これが内向きになって角膜(黒目)に当たるものを「さかまつ毛」あるいは「さかさまつ毛」といい、乳幼児に多い先天性のもの(睫毛内反)と、加齢によるもの(眼瞼内反)と、その他のもの(睫毛乱生)があります。
睫毛内反=乳幼児では目が成長過程で小さく、まぶたの皮膚や皮下脂肪が過剰なため正常に生えているまつ毛の生える向きが内向きになりやすい傾向にあります。成長とともに解消されることが多いですが、当たったまつ毛で角膜に障害が出たり、あるいは目がクシャクシャと気持ちが悪くて勉強等に集中できない場合は当たっているまつ毛を抜きます。
眼瞼内反=加齢によってまぶたの皮膚が過剰になり、まつ毛の生え際がたるんでくることによって正常に生えているまつ毛が角膜や結膜に当たるようになります。
睫毛乱生=まぶたの位置関係は正常なのにまつ毛の何本かが内向きに生えているものをいいます。原因としてまぶたやまつ毛の毛根部の炎症、あるいはその後遺症が考えられますが、原因のわからないものも多いです。
治療として内向きに生えているまつ毛を抜きますが、簡単に手軽くできる反面根本的な治療にはならず、多くの場合約1か月で元の長さに伸びるので繰り返し抜き続ける必要があります。根本的治療としてまぶたの手術を要する場合がありますが、これは医療機関によって眼科が担当する所と形成外科が担当する所があります。

当院でも多くの方のさかまつ毛を抜いていますが、状況によって手術をお勧めする時もあり、その場合はご相談のうえで適切な医療機関をご紹介しております。

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