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大阪市東淀川区上新庄の、くすのき眼科です。

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〒533-0006 大阪市東淀川区上新庄2-15-18 旭丘ビル3階

病気と治療disease & therapy

ドライアイ

ドライアイは涙液減少症あるいは角膜乾燥症ともいいます。病気のタイプは大きく2つあり、1)涙液の作られる量(分泌量)が少なくなっているタイプと、2)作られる涙液の質が悪くなって角膜表面に残る時間が短くなるタイプがあります。どちらのタイプも原因ははっきりしないことが多いですが、パソコンや携帯端末・ゲーム機の長時間利用、エアコンによる室内の乾燥、コンタクトレンズの長時間装用などが関係します。また、目以外の体の病気や、他の医院や病院で処方されているお薬、なかには街の薬局・ドラッグストアで市販されている薬やサプリメントの影響で目の乾く方もあります。症状として目が乾く、目がゴロゴロする、まぶしい、などが代表的ですが、ときには涙があふれてウルウルする場合もあります。治療として目薬を使用しますが、症状によって1)涙の成分に近い目薬(人工涙液)、2)角膜にキズが付きにくくする目薬、3)涙が角膜表面に残る時間を長くする目薬、4)低濃度ステロイドの目薬などを使い分け、あるいは組み合わせます。また、目薬で十分な治療効果が得られない時には、涙の出口にある孔(涙点といい、まぶたの鼻寄りにあります)を塞ぐ処置を行う場合もあります。
ドライアイの治療は、目の表面をうるおして症状を改善させる治療であって、その原因を取り除く根本的治療ではありません。したがって、症状が良くなったからといって治療をやめると元の状態に戻ってしまうことが多くあり、相当長期間続けなければならないことにご留意ください。

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